十八史略

角川の初心者向け『十八史略』では、

聖王(黄帝、尭、舜、禹)、暴君(桀王、湯王、紂王、武王、幽王)、宋・斉(せい)・魯・田氏斉の興亡、始皇帝についての記述が紹介されていた。

 

李斯(りし)や韓非子始皇帝の長男扶蘇(ふそ)。

李斯は篆書も上手、韓非子は法家の大家、扶蘇も義に厚く、優しい人だったようなのに、悲しい最後を迎えた。

いろいろ思うと苦しくなる。 

 

最近気に入っている言葉は、

フリッツ・ツビッキーFritz Zwickyの

「球形のろくでなしspherical bastards」。

どこから見てもろくでなし、という意味らしい。

悪口もこんな感じだと楽しい。

春秋左氏伝

歴史書、中でも政治史は、

争い事が絶えない。

殺したり、殺されたりが多い。

また、中国の記録には、

道家をはじめ、断固として権力に靡かない、餓死も辞さない人が登場する。

 

「春秋」は、記録の羅列。

紀元前722-481、

隠公から哀公まで12人の君主、

242年間の魯の年代記録。

 

「左氏伝」は、左さんの注釈書。

「春秋」の注釈書は、他に「公羊伝」「穀梁伝」が残っている。

 

242年の記録の注のほんの一部を読んだ。

殺し合いの中にある、自然災害や譲位の記述に興味を覚えたし、

2500年前の社会で行われた判断が今伝わっていることの不思議を感じた。

 

謡曲・狂言

隅田川のお話が印象に残った。

亡くなった子供を実際に登場させず、声も出さず、地謡が代わりに謡う演出とそうでないものを比べて観てみたいとも思った。

 

末広かりも面白かった。

大きなお使いミスが、深刻にならないのが愉快。

現代なら、詐欺罪で裁判沙汰、免職になりそうな内容。

 

能と狂言についての解説(違いや共通点、型や決まりごと、特定の意味を持たない抽象的な振る舞い、自由な感情の流れなど)も発見があった。

 

能や狂言、舞は、年に2度ほど見に行く。

いつもどこかで少し寝てしまうけれど、

また今度行くときは、今まで以上に少し楽しめそう。

 

富士山

初めて富士山に来た。

五合目までバス。

バスが通る道路からは、水が流れる沢も小川も見かけなかった。

外は晴天で、涼しく、少し肌寒い。

 

散策気分で六合目を目指したけれど、途中で引き返した。思っていたより、坂がきつくて、滑る。

見晴らしはとてもいい。

でも、高いところは怖くて足がすくむので、山側を歩いた。けれど、山側も崩れてきそうで恐い。

 

5合目に、裸足で登ろうとしている人がいた。大丈夫なのか、と振り返る。

 

散策の後は、

お土産屋さん「富士山みはらし」で、

すもものミックスソフトを買って食べた。

美味しかった。

 

またバスで帰る。

梁塵秘抄

後白河院(1127-1192)が、どうしてそんなに今様(平安時代後期に流行した歌謡)に耽溺したのか。

 

梁塵秘抄」の一部を読んだだけではわからなかった。

ただ、カタツムリの歌やこま回しの歌、ちょっと可笑しみのある歌は楽しかった。

子供の頃、でんでん虫虫カタツムリぃ〜と歌ったこと、おそらく今とは違う世界の感じ方だったことを思い出した。

 

歌を実際聞けたらいいと思ったけれど、伝承されていないようなので、動画で見聞きすることはできない。

題名は、愚公や韓娥の故事からとったらしい。梁の上の塵が三日間舞い上がって止まらない程の美しい声の秘抄、といった意味。

Wolfram Mathematica

LaTeX, C++, Rに続いて、Mathematica初めて使用。

WolframAlfaは、今までも時々お世話になっていた。

始まりの記事や準備の様子を映す動画を見たことがある。

でも、MathematicaとWolframが繋がってるとは知らなかった。

 

手計算とWolframAlfa、google検索もしながら、課題を消化して、自分の理解を整理している。

忘却と前途

物理実験@Coursera in 2014で使ったApp:

Tracker, Daum Equation Editor, VIDLEなど

たぶん使い方を忘れている。

 

数学@通信スクーリング in 2017で触れているApp:

TeXShop, WinTpic, Rstudio, Visual Studio 2013など

Windows・日本語で受講中

 

一方、自宅のパソコンは、MacBook

作ったLaTeXのファイルを見ようとしたら、文字化けしていた。

今更文字コードを変えてもダメらしい。

 

Rstudioでの日本語表示方法説明サイトに助けられて日本語表示完了。

Rstudioで日本語plotの出力方法 |

でも、警告メッセージが出る。

 

起動準備中です - 警告メッセージ:
doTryCatch(return(expr), name, parentenv, handler) で:
共有ライブラリ '/Library/Frameworks/R.framework/Resources/modules//R_X11.so' を読み込めません:
dlopen(/Library/Frameworks/R.framework/Resources/modules//R_X11.so, 6): Library not loaded: /opt/X11/lib/libSM.6.dylib
Referenced from: /Library/Frameworks/R.framework/Resources/modules//R_X11.so
Reason: image not found

 

暫くは慌てず、様子見・放置で前進してみよう。

 

追伸:以下のサイトを参考にxquartzをインストールしたら、警告文が消えた。

R のアップデートメモ|基礎研究者のブログ

https://www.xquartz.org

基本的な全体の仕組みがわかっていないので、なぜ消えたのか、消えてよかったのかわからないけれど、たぶんまた少し前進。

きっとそのうち、わかることがある。