時間

時間の外に立つ

『完訳版 失われた時を求めて12 第七篇 見出された時』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2014第3刷)の本編終わりあたり、芸術に関する記述のあたりを読んでいる。 そこで語り手が語ることは難しく、私には全てを理解できてない、そのほんの一…

ぐずぐずしていたら

ずいぶん時間が経ってしまっていた。

蜻蛉日記144

春雨煙る旧暦二月の朝、 夫・兼家が妻・道綱母の家から出ていく時の描写。 出衣(いだしぎぬ)にしたり、 朝ごはんはいつも食べないからいらないよ、 と言ったりするのが、 今とあまり変わらないような気がする。 更級日記、土佐日記、蜻蛉日記などを読むと…