ラ・シルフィード

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マリンスキー劇場1で

ラ・シルフィードСильфида

を観た。

写真は空いているが、開演直前には満席。当日の席はなかった。

 

背中に可愛い羽の生えた森の妖精のようなシルフィードが現れて、結婚直前の村の男を魅了する。結婚を控えた娘を好きな別の男もいる。占い師が現れて、シルフィードに魅了された結婚相手の男ではなく、別の男と結婚した方が良いと結婚を控えた娘やその娘を好きでいる結婚相手ではない男に告げる。2人の男は喜んだり怒ったりする。

全二幕。幕間に30分以上の休憩が入る。皆はオーケストラボックス前で記念写真を撮ったり、歓談したりする。開演前もそうだったが、劇場は社交の場だと感じた。そして平和。皆楽しそう。劇場に来ることやバレエを観ることをとても愉しみにしていたようで、着飾って来る人も多い。私もワンピースに着替えて出かけた。

生まれて初めての大きな劇場で、どの席を取ればいいのかもわからなかった。横のボックス席から観るのにも憧れる。今回は初めてなので、中央廊下左、1列目真ん中の15を予約。そこでよかった。よく見えた。

f:id:whatcomesnextwisdom:20170323052405j:image椅子はハの字になっていて、肘掛が隣と接触しない。感心した。

2月の上旬にネットからチケットを購入して、印刷。

当日午前に持参して大丈夫か確認。場所も確認。

19時開演予定。

20分前に再度徒歩で到着。セキュリティーチェックを抜けて、すぐ開場となって、中へ入れた。コートは預けた。

 

妖精や魔法、舞台装置や恋を信じて、音楽やバレエに心や体を動かしそうになる自分が幼くて可笑しい。観に来てよかったし、観に来れてよかった。

 

終演は21時ごろ。外は暗かった。再び歩いて、足早に帰る。

途中サブウェイで、シーフードサンドとアメリカン大を買ってホテルへ。290ルーブル(580円ぐらい)だったか。

ロシア語がわかったり、通じるとうれしい。

 

小銭がなかなかさっと使えない。

現在、お財布には小銭が76ルーブル90コペイカ。