教育における科学的根拠

ある方法を繰り返し用いて、効果があるか、ないか調べる。

 

学校へ来ることが、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。

有意義とは、楽しいかどうか、役に立つかどうか、ということか。

役に立つとは、将来の収入や成功につながるということか。

有意義の選定は、社会が変われば変わる。

 

授業を聞くことが、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。

どんな授業が、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。

 

調査の結果は、誰の視点で調べたのかにもよる。

児童生徒自身か、親か、国家か、社会か。

因果関係を明確にするためには、要素を絞る必要も出てくる。

 

いろいろと大変そうだが、

教育プログラムや教育的指導の科学的根拠は、

ないよりあった方がいい。

ある教育的措置が生死に関わる場合もある。

 

教育は、もっと知的で未来に働きかけるようなものであってほしい。

現在の教育現場の仮説を検証する動きが、もっと表面化してもいいと思う。