南総里見八犬伝

南総里見八犬伝』には、

儒教・仏教・道教的世界観が混在。

完結までに28年、

分量は106冊(『源氏物語』の二倍以上)で、

馬琴が下書きし、絵師が仕上げた挿絵もあるらしい。

 

荒唐無稽だと批判されることもある『南総里見八犬伝』だが、

理屈も筋もあって、読むのに苦はない。

ただ、斬ったり・首をとったり、血なまぐさい場面が続くと苦しくなる。

 

世界には他にも荒唐無稽な話があるようなので、ラブレーの『ガルガンチュワとパンタグリュエル』なども、機会があれば読んでみたい。