魅惑者

出淵博訳『魅惑者』を読み終えた。

『ロリータ』に似ているが、短編で男性の思惑に関わる描写が大半。

ナボコフの息子による「『魅惑者』という題の本について」と「訳者あとがきー作品と生涯」なども所収。

出淵氏による作品解説はナボコフ初心者にもおすすめ。わかりやすいと思う。

 

最近読んだナボコフ作品は、

富士川義之訳『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』

大久保康雄訳『ロリータ』

加藤光也氏訳『ベンドシニスター』の1

小笠原豊樹訳『四重奏/目』

 

もっと速いペースで、内容も含め色々なことを覚えて、作品をしっかり区別して読み続けられるようにしたい。

内容を忘れてたり、内容が作品をまたいで混じってしまったりしていることに、毎度毎度がっかりしている。

 

引っ越した

久しぶりに引っ越した。

まだ新しい住まいになれないが、荷物や立ち居振る舞い、暮らしぶりを見直したり、最近の引っ越し事情を知るにはよい機会だった。

今日は台風到来。そっと暮らす。雨風をしのげる場所があるのはありがたい。

 

お盆休み、仕事から離れてみると、改めて、漠然とであるが、世界は広いなぁと思う。

四重奏/目

休み休み読んでいるので、どこまで読んだか、どんな内容だったか忘れてしまいながら、思い出しながら読んだ。

私は読書していても他ごとを考えてしまうことが多いので、うっかりすると、どこにいるのかわからなくなるようなことが多い。ナボコフの場合は、特にそう。

日本語訳で読んでいるから原文の感じがわからなくて残念だが、描写が細かいな、これってなんのこと?などと思っているうちに読んだことを忘れてしまうから、何度か戻って読んだりすることもある。

私が知らないだけかもしれないし、うまく言えないが、ナボコフの言葉は、1つ1つの歩幅が言葉に比して大きい気がする。

 

大村はま

大村はまの「日本の教師に伝えたいこと」を読んだ。

250ページ程で4時間くらいで読んだ。

ナボコフの作品もこのくらいの速さで読めたらいいのにと思った。

 

大村はまさんの実践については、大学の時に聞いたことがあって、賛否両論あるようだが、今でも古くない主張だと感じた。

決して「上手」でなくとも、身の回りにあることを丁寧に、大切にすることが大事だと感じた。

アイヌ語アイヌの精神世界に改めて興味をもった。

ベンドシニスター

加藤光也氏訳のナボコフ『ベンドシニスター』の1を読んだ。

文章は2019年でも違和感なく、場所は特定されない感じ。

ロシアとかフランスとかドイツとかアメリカのどこかの町の景色という感じがしない。

今まで読んだナボコフの外国感がほとんどない。

訳者のあとがきと序文を読んでから2を読み進めようと思う。

少しどきどきしている。

ピアノの練習も合間に少ししたい。

いいところ

誰にでもいいところがあるとわかっていても、それを自分に当てはめられない時がある。

今もそんな時。自分のいいところを考えたい。

 

・遅刻しません。

・丁寧な言葉を使います。

・掃除をします。

・洗濯もします。

・ご飯も作れます。

・欲張りません。

・努力します。

・ごめんなさいと言えます。

・ありがとうと言います。

・毎日湯船に浸かります。

・歯も磨きます。

・人のいいところを知っています。

 

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