岩波文庫

科学の価値

ポアンカレ(1854-1912)の『科学の価値』(訳:吉田洋一、岩波文庫)を読み終えた。 長岡半太郎(1865-1950)の原子核モデルも出てきたりして、科学の試行錯誤の変遷を垣間見る。 久しぶりに近所の神社を訪れた。 株を残して、桜が何本も伐られていて、鬱蒼…

バルザック

バルザック(1799-1850)を読んでいる。 「砂漠の情熱」を読みながら思い出したのは中島敦の「山月記」。 卑近で短絡的な繋ぎ方だとわかってはいるが、自然を征服する西洋と自然に抗えない東洋といった感じで、そんな感じとは違うものを探しつつ読み終える。…