清々しさ

唐詩選』を読みながら、

清々しさのある詩に魅力を感じる。

 

清涼感や透明感、

木や風や水、

光やこもれびやきらめき、

ざわめきや囀りやせせらぎ。

 

一瞬別の世界に、

いる気がする。

そういう気分を、

ずっとなくさないでいたい。

 

但し、

そういった「幽玄」さ、俗世からの離脱が過ぎると、

詩が人間から離れてしまう、

と明代の批評にあるらしい。