2017-05-20 蜻蛉日記144 蜻蛉 日記 朝 夜 行動 範囲 角川 時間 ビギナーズ クラシックス 兼家 道綱母 旅 出発 春雨煙る旧暦二月の朝、 夫・兼家が妻・道綱母の家から出ていく時の描写。 出衣(いだしぎぬ)にしたり、 朝ごはんはいつも食べないからいらないよ、 と言ったりするのが、 今とあまり変わらないような気がする。 更級日記、土佐日記、蜻蛉日記などを読むと、 私が考えている以上に、 平安時代の人が、広い範囲を、朝早くから夜遅くまで行動しているのがわかる。 夜は暗くて怖いだろうにと思うのだけれど、 旅の出発が夕暮れ時だったりする時もあるようで、 驚かされる。