とりかへばや物語

今、巻三を読み始めたところ。

男として生きる女君と、女として生きる男君。

女君は妊娠。

相手の男が用意した網代車に乗って、身を隠すことになった。

 

檳榔毛(びろうげ)の車と網代車(あじろぐるま)の挿絵があって、わかりやすかった。

「足摺り」の挿絵もあり、「地団駄踏む」ことではないと改めて理解した。足で地面を摺るためには、仰向けになっていないといけない。

女君が、生きたいと思う人生を思うように生きるのは、なかなか難しいようだ。