こころ

夏目漱石の『こころ』を上・中・下の中まで読んだ。

人間は未熟で軽薄な生き物だと言ってしまうことすら未熟で軽薄だと感じる。

中での、父と先生の重ね方や遅延から生まれる緊迫感から、漱石はうまいのだと改めて感じた。