見えてないこと

山川出版社の高校生用教科書「詳説 世界史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)を、読んでいる。 

全部で17章あるうちの第12章「欧米における近代国民国家の発展」にたどり着いた。

第11章の最後は、ナポレオンがセントヘレナ島に流されて終わる。

 

愛や平等や自由を掲げても、奴隷や先住民の権利は無視。

ギロチンも殺戮も人間の仕業。

個々人の考え方も、生活様式や社会情勢の産物。

今後はどうなるのだろう。

 

やっと雨が降ってきた。

最近よく平家物語枕草子の出だしを思い出す。

塵に同じ。

そして、私も誰かを踏み台にして、誰かの痛みの上にのうのうと生活している。