言葉にする

『完訳版 失われた時を求めて4 第二篇 花咲く乙女たちのかげにⅡ』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2013第2刷)をもう少しで読み終える。

よくここまで言葉にできるものだと感心する。

いまだに読んでいると集中力が切れて他ごとを考え、場所や時間・話題を追えなくなることが多々あるが、まだこの話をしていたのか、ということがなんどもあって、その記述の多さ、細部に圧倒させられる。

p525の途中から始まる少女たちの顔立ちについての描写にも衝撃を受けた。

 

今日は晴れ。空は青。

最近、ナワリヌイ氏の健康状態についての報道をロシアのテレビ局ドーシュチで見かける。

今でも何かを訴える為に何かを変える為に闘っている人がいることをどう受け止めればいいのか、わからなくなっている自分がいる。