かけがえのない時間

 『完訳版 失われた時を求めて13 第七篇 見出された時Ⅱ』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2010第2刷)の本編とエッセイ・あとがきを読み終えた。

 残す索引もざっと目を通してみるつもりでいる。

 今回は入院・開腹手術・退院・自宅療養を経ているので、いつも以上にぼんやりしながら読んでいた気がする。

 それでも、とりあえず念願だったプルーストの『失われた時を求めて』を読み終えられたのは嬉しい限り。このような時間があったことに感謝したい。

 索引に目を通したら、もう一度『完訳版 失われた時を求めて1』を読んで、まだ読めてない『万葉集』や『枕草子』、『神曲』などを読んでみたい。