未来

佐藤洋一郎『地球研叢書 食と農の未来ーユーラシア一万年の旅ー』を読んだ。

 

本を読んでも、大した感想も言えず、毎回、「読んだ」としか言えないので情けない。

図書館でたまたま見つけて借りて読んでみた。

 

毎日何もする気がせず、ダラダラして、自分のしたいことを頑張れない自分が情けない。

 

今年の夏は、スイカやナス、ピーマンや唐辛子がなった。

トマトはうまくいかなかった。

 

庭の剪定や草抜きもしたりしながら、自分の勝手で木を切ったり草をむしったり、傲慢だな、って感じる。

 

畑も草抜きも剪定も自分のしたいことではないけれど、やっている。

嫌なら辞めればいいのに。

自分の未来はこんな感じで終わるのかな。

 

実際畑や庭に関わってみると、

農業って、緑の庭って、環境破壊だと思った。

だから、ダメだと言うわけではないけれど、なんか切ったりむしったりすると、辛かったりもする。

 

木を切ると、それぞれの硬さや匂い、木の中の様子や生き物なんかにも触れる機会があった。

 

余裕ができたら、ただ可燃ゴミとして捨てるのではなく、なんらかの形で利用できたらと思った。

 

ハラール産業とイスラーム金融

福島康博『イスラームで許されるビジネス ハラール産業とイスラーム金融』(インターブックス、2022/10/22初版第1刷)を読み始めた。

 

知らないことばかりで、金融のことも未知で難しい。

全部で7章あるけど、まだ2章め「イスラーム金融とは何か」

すぐ手が止まる。

 

イスラーム金融は、利子を認めないと思っていたけど、そうでもないみたいで、いろいろな解釈が存在する。

金融とか苦手だけど、なんとか読み通したい。

 

少しずつ涼しくなって、少しホッとしている。

ほんとに暑い夏だった。

 

日本の産業と企業

橘川武郎・平野創・板垣暁編『日本の産業と企業 ーー発展のダイナミズムをとらえる』(有斐閣アルマ、2014/12/25初版第1刷)を読んだ。

 

16の産業とその産業に関わるたくさんの企業が出ていた。

自分の生活が、この16の産業をはじめさまざまな産業や企業、人に支えられてあるのだと改めて思った。

何も知らずにのうのうと生きて、まだ自分を正当化しようとして……ずいぶん自分は愚かだと。

その愚かさを自分で認めきれないほどの愚かさで、どうしようもないほど愚かだ。

林幹夫2冊目

林幹夫『昔はものを思わざりけり』(那加印刷株式会社、平成12年11月21日)を読んでいる。

 

随筆だけど物語・小説・思索のようで、

「百姓物語」と「わたしは鶏」の2作が収録されている。

林幹夫さんは、お医者さんで百姓も好きで鶏や犬を飼ってらして、いろいろなことを考えていらしたよう。

30年ほど経っても色褪せず、面白く読める。

 

こんなふうに考えをめぐらせ、言葉にできるなんてうらやましい。

私には思考する力がない。

ロシア東欧

中津孝司編著『ロシア東欧産業新地図』(創成社、2004/4/20初版)を読んだ。

21年も前の本だけど、だからこそ良かった気もする。

例えば、ロシアとウクライナの現在の状況はよくわからないし、21年前の状況も、その前もわからないけれど、いろいろな暮らしがあって、いろんな思惑があって、知らないことがいっぱいあるんだということは少しわかった。

 

いつまでも国別に物を見るのも良くないだろうけれど、やっぱり国単位で外交とか動いていて、2024世界の人口トップ1位はインド、2位中国、3位アメリカ、9位ロシア、12位日本

https://eleminist.com/article/3396

14億の人口を抱える国の考え方と1.2億の人口では違うのかなぁ、と思ってみたり、もした。

 

生まれたら、どうしたって死ぬ。

その間あっという間だけど、イライラしたりして、何をしてるのかと思う。

短歌集と体験文

林幹夫『短歌集と体験文 光は吾が心にあり』(那加印刷株式会社 平成13年6月28日)を読んだ。

昭和10年生まれのお医者さんが書かれた本で、飾らない言葉のようで、時代の背景も読めて、できる範囲で情景も思い浮かべながら楽しく読むことができた。

なかなか自分の言葉で自分の思いや出来事を伝えるのは難しいことだと思うのだけれど、この本に出会えて読めてよかった。

 

 

 

 

ロシア経済

安達祐子『現代ロシア経済 資源・国家・企業統治』(名古屋大学出版会、20160215初版第1刷)を読んだ。

「あとがき」の中にあった言葉「人は物ごとを見たいように見る」が、改めて腑に落ちた。

内容は、ソ連崩壊前後から2013年ごろまでで、2025年現在から見ると10年以上前のことになるけど、一応最後まで読めてよかった。

この頃のロシアは、明治の頃の、建国の頃の日本にも少し似ているのかなぁ、とも思った。

 

毎日狭い世界を生きて狭いモノの見方をしていると思うので、今まで読んだことのない分野の本をもっと読んだり、ニュースとかもっと聞いたりしてみようと思った。