2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生きること

生きることは、共に過ごすこと。 何か成果を求めるわけではなく、 プロセスを大事にすること。 何かをさばいていく・処理していくのではなく、 そこにいること。 生きることは、ただそこにいること。

バルザック

バルザック(1799-1850)を読んでいる。 「砂漠の情熱」を読みながら思い出したのは中島敦の「山月記」。 卑近で短絡的な繋ぎ方だとわかってはいるが、自然を征服する西洋と自然に抗えない東洋といった感じで、そんな感じとは違うものを探しつつ読み終える。…

再読

森博嗣の『喜嶋先生の静かな世界』を再読した。 見事に内容を忘れている自分に驚く。 いつもいろんなことを忘れてしまう。 今日は日中しばし土砂降りの雨だった。 夜はベランダに座って、空を雲をしばし眺める。

校則

中学校・高校の校則。 頭髪や下着、服装の指定。 髪を結ぶ、どの位置にどう結ぶ、髪を切る、どう切る、どう伸ばす。 他人が指定することなのだろうか。 髪の色、何色でもよくないだろうか。 眉の形、ピアス、靴下・靴の色、下着の色、どうでもいいのではない…

大村はま

大村はまの『日本の教師に伝えたいこと』を再読している。 確かに「教師ほどいい気な者はない」。 「いい子」の言ったことを鵜呑みにする人もいる。 人権侵害や社会に出れば無効になると指摘される校則も多い。 大切なのは、統率やまとまりや従順さではない。…

69

村上龍の『69 sixty nine』を2/3ほど読んだ。 今朝、再読を終えたばかりの『限りなく透明に近いブルー』とは違い、「吐き気」を催すようなことはない。作者がいう通り「楽しい小説」になっている。 読んでいて吹き出す所もいくつかあった。 青春につきまとう…

アメリカ大統領選2020

バイデンの勝利報道が出た頃、 アメリカの歌手Jason Mrazが、自身のInstagramやFacebookに喜びをアップしていた。 https://www.instagram.com/jason_mraz/?hl=ja https://www.facebook.com/JasonMraz/ アップライトのピアノでの弾き語り。 出だしは、アメリ…

冷凍えびと薬

エビの下処理ができなくて、ずっと冷凍エビを使ってきた。 けれどここにきて、エビの薬臭さが気になって、食べるのをやめた。 料理は得意ではないし、自分で何が作れるわけでもないただの消費者に過ぎないけれど、買うものや食べるものにもっと注意したいと…

村上龍

村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を読み始めた。 前に一度読んだことがあったが、内容をすっかり忘れていた。 今はちょうど真ん中あたり。 読み続けるかどうしようか、迷ったが、ひとまず最後まで読んでみることとする。 文庫の解説は綿矢りさ。 その後…

空気の発見

三宅泰雄氏の『空気の発見』(角川ソフィア文庫)を読んだ。 板倉聖宣が提唱していた仮説実験授業の読み物を読んだ時の感じに似ていて、科学史の面白さを感じた。ただ初学者向けなので、もっと詳しく知りたい時は別の本をいろいろ読んでみるのがいいのだろう…

海からの贈物

アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈物』(訳:吉田健一、新潮社)を読む。 読書は久しぶり。 ずっと段ボールに入れっぱなしで、読んだら・身につけたら・消化したら、さよならしようと思っている本や参考書類がある。 この本もその一冊。 多数や未来…