2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『太平記』後半

相変わらずたくさんの人が出てきて、 いろいろなことが起こるので、 整理ができないまま、 なんとなく読了。 印象に残っていることは、 例えば、 巻21:高師直(こうのもろなお)が塩谷高貞(えんやたかさだ)の妻に宛てる恋文を兼好に代筆させた話と塩谷一…

太平記

全40巻あるうちの一部を読んでいる。 次は14巻目。 13巻では、 大塔宮(おおとうのみや)の非業の死、 高氏から尊氏への改名 などの話が出てきた。 大塔宮は、後醍醐天皇の息子で、 護良親王(もりよししんのう)。 たくさんの人が登場しては、 自害や斬首で…

十八史略

角川の初心者向け『十八史略』では、 聖王(黄帝、尭、舜、禹)、暴君(桀王、湯王、紂王、武王、幽王)、宋・斉(せい)・魯・田氏斉の興亡、始皇帝についての記述が紹介されていた。 李斯(りし)や韓非子、始皇帝の長男扶蘇(ふそ)。 李斯は篆書も上手、…

春秋左氏伝

歴史書、中でも政治史は、 争い事が絶えない。 殺したり、殺されたりが多い。 また、中国の記録には、 道家をはじめ、断固として権力に靡かない、餓死も辞さない人が登場する。 「春秋」は、記録の羅列。 紀元前722-481、 隠公から哀公まで12人の君主、 242…