2020-01-01から1年間の記事一覧
ポアンカレ(1854-1912)の『科学の価値』(訳:吉田洋一、岩波文庫)を読み終えた。 長岡半太郎(1865-1950)の原子核モデルも出てきたりして、科学の試行錯誤の変遷を垣間見る。 久しぶりに近所の神社を訪れた。 株を残して、桜が何本も伐られていて、鬱蒼…
生きることは、共に過ごすこと。 何か成果を求めるわけではなく、 プロセスを大事にすること。 何かをさばいていく・処理していくのではなく、 そこにいること。 生きることは、ただそこにいること。
バルザック(1799-1850)を読んでいる。 「砂漠の情熱」を読みながら思い出したのは中島敦の「山月記」。 卑近で短絡的な繋ぎ方だとわかってはいるが、自然を征服する西洋と自然に抗えない東洋といった感じで、そんな感じとは違うものを探しつつ読み終える。…
森博嗣の『喜嶋先生の静かな世界』を再読した。 見事に内容を忘れている自分に驚く。 いつもいろんなことを忘れてしまう。 今日は日中しばし土砂降りの雨だった。 夜はベランダに座って、空を雲をしばし眺める。
中学校・高校の校則。 頭髪や下着、服装の指定。 髪を結ぶ、どの位置にどう結ぶ、髪を切る、どう切る、どう伸ばす。 他人が指定することなのだろうか。 髪の色、何色でもよくないだろうか。 眉の形、ピアス、靴下・靴の色、下着の色、どうでもいいのではない…
大村はまの『日本の教師に伝えたいこと』を再読している。 確かに「教師ほどいい気な者はない」。 「いい子」の言ったことを鵜呑みにする人もいる。 人権侵害や社会に出れば無効になると指摘される校則も多い。 大切なのは、統率やまとまりや従順さではない。…
村上龍の『69 sixty nine』を2/3ほど読んだ。 今朝、再読を終えたばかりの『限りなく透明に近いブルー』とは違い、「吐き気」を催すようなことはない。作者がいう通り「楽しい小説」になっている。 読んでいて吹き出す所もいくつかあった。 青春につきまとう…
バイデンの勝利報道が出た頃、 アメリカの歌手Jason Mrazが、自身のInstagramやFacebookに喜びをアップしていた。 https://www.instagram.com/jason_mraz/?hl=ja https://www.facebook.com/JasonMraz/ アップライトのピアノでの弾き語り。 出だしは、アメリ…
エビの下処理ができなくて、ずっと冷凍エビを使ってきた。 けれどここにきて、エビの薬臭さが気になって、食べるのをやめた。 料理は得意ではないし、自分で何が作れるわけでもないただの消費者に過ぎないけれど、買うものや食べるものにもっと注意したいと…
村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を読み始めた。 前に一度読んだことがあったが、内容をすっかり忘れていた。 今はちょうど真ん中あたり。 読み続けるかどうしようか、迷ったが、ひとまず最後まで読んでみることとする。 文庫の解説は綿矢りさ。 その後…
三宅泰雄氏の『空気の発見』(角川ソフィア文庫)を読んだ。 板倉聖宣が提唱していた仮説実験授業の読み物を読んだ時の感じに似ていて、科学史の面白さを感じた。ただ初学者向けなので、もっと詳しく知りたい時は別の本をいろいろ読んでみるのがいいのだろう…
アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈物』(訳:吉田健一、新潮社)を読む。 読書は久しぶり。 ずっと段ボールに入れっぱなしで、読んだら・身につけたら・消化したら、さよならしようと思っている本や参考書類がある。 この本もその一冊。 多数や未来…
久しぶりに街中を散歩した。 ただ歩いて、時々お店に寄った。 4.5kmくらい。 久しぶりに我に返れそうな時間だった。 最近はご飯のあと、みかんを食べている。 寒くなってきたので、お味噌汁もまた作り始めた。 ご飯とお味噌汁が美味しい。
ベランダにキャンプ用のイスを置いた。 空が見える。風が気持ちいい。 ずいぶん迷ったけれど、買ってよかった。
人の心はわからない。 わかったような、わかるような気になるが、本当のところわからない。 あれこれ推測してもしようのないこと。 ゆっくり休もう。無心でいよう。
2020年8月のベラルーシでの選挙について、ロシア語ではどんな報道があるのかインターファクス通信の記事を見に行ってみた。以下に拙い日本語訳を試みてみる。日本語訳をするのは久しぶり。 https://www.interfax.ru/photo/5020/50109 14/08/2020の記事。 「…
江川泰一郎氏の『英文法解説 ー改訂三版ー』(金子書房、1991年第1刷発行、2013年第31刷発行)を読み始めた。 今は、第2章の代名詞。 第1章は名詞。 例文からいろいろな情景や状況が浮かんで面白い。 なかなか読み進められないが、読み切りたい。 辞書を読む…
行けないとなると、一層何処かへ行きたくなる。 山川出版社の高校生用教科書「詳説 世界史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)をやっと読み終えた。 たまの休みは、家でごろごろして何処へも出かけない。今は感染症への心配や暑さもあって…
山川出版社の高校生用教科書「詳説 世界史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)を、読んでいる。 全部で17章あるうちの第12章「欧米における近代国民国家の発展」にたどり着いた。 第11章の最後は、ナポレオンがセントヘレナ島に流されて終…
久しぶりに休日をゆっくり過ごしている。 窓を開け、カーテンを開け、風が通り抜けていくのを感じたり、 寝転がりながら空を眺めてみたりしている。 冷蔵庫や戸棚にある食材を使って、簡単なご飯を作り、外出せず、ごろごろしている。 ご飯を食べてはごろご…
山川出版社の高校生用教科書「詳説 日本史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)を、やっともうすぐ読み終える。 第二次世界大戦・太平洋戦争が終わったところまでを読み終えた時は、胸が苦しかった。 今は60年安保と岸内閣総辞職、池田勇人…
「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿。 日光東照宮(創建1617年、主祭神:徳川家康)は、派手でゴテゴテしか感じがして、今まで関心が持てなかったけれど、彫刻に込められた意味や物語に興味がわいた。 そういえば、二条城(築城年1603年、築城主:徳川家…
山川出版社の高校生用教科書「詳説 日本史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)を読んでいる。 今は「第8章 幕藩体制の動揺」の「3 化政文化」あたり。 テレビドラマ「JIN -仁-」に影響されて、手元にあった歴史の教科書を読み始めたわけ…
雨の中、アゲハチョウが針葉にとまっていた。 午後、気がついた。 雨宿りをしているのかな、とも思った。 羽化したばかりなのかな、とも思った。 夜になってもじっと止まっていた。 一人(一匹、一頭)で、同じところに、じっととまっていた。 生まれたら、…
山川出版社の高校生用教科書「詳説 日本史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)を読み始めた。 まだ「律令国家の成立」あたり。 歴史、特に古墳や埋葬、戦、仏像・曼荼羅・地獄絵などに関することは、大人になってもなんだか怖くてダメで、…
今日は、昨日の続きで、 啓林館の「高等学校 地学Ⅱ 改訂版」(H22年度版)をぱらぱらと読む。 旅をして、いろいろな地形を楽しんでみたいと思う。 臆病なので、池や洞窟なんかは一人で行けないし、 車の運転も得意ではないので、人知れないところや急で狭い…
今日は、昼間、だらだらと過ごした後、 夕刻あたりから、啓林館の「高等学校 地学Ⅰ 改訂版」(H22年度版)を読んでいた。 古代の文字を読み解くのも大変だが、文字もない46億年前とか138億年前とかをよく調べたなぁと、毎度のことだが感心する。 海底や海洋…
帝国書院の「高等学校 新地理A 初訂版」(H23発行)をざっと読んでみた。 世界の人口は、2019年現在、約77億人。 www.globalnote.jp 実に多くの人がいて、様々な暮らしがあると知る。 自分の考えの狭いことが改めてわかるし、人や社会のためにあまり尽くして…
空がきれいだと感じた。 空気がきれいだと。 昨日は雨が降ったし、自粛のおかげもあるのだろうか。
環境倫理が主張する「持続可能な社会」は、「地球の資源の有限性と生態系の閉鎖性」を前提としている。「私たちは地球で生きるかぎり、自分たちの活動の結果からの逃げ場をもたないのである」と高校の倫理の教科書(p187)はいう。