2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

風邪

寝込みたいのに、カフェで読書した。 持参したレポートの再提出や明日の仕事の準備は、 気が進まなくて、 やらずにいた。 最近ご飯も美味しくない。 自分を労わることを忘れると憂鬱になる。 ちゃんと美味しいご飯を作って、 身の回りも整えて、 ゆっくり、 …

森鷗外

新潮文庫で、森鷗外の「舞姫」「うたかたの記」「鶏」を読み過ごし、 現在は「かのように」を読んでいる。 他に「阿部一族」「堺事件」「余興」「じいさんばあさん」「寒山拾得」「附寒山拾得縁起」も収録されている。 1884-1888(明治17-21、鷗外22-26歳)…

どこかへ

どこかへ行く。 何かがある。 そしていつもいつも、 深呼吸。 思いは残さないで、 身軽にして、 深呼吸。 誰のためでもない呼吸。 自分のために生きたい。

『雁(がん)』

森鷗外の『雁』を読んでいる。 1911-1913年に文芸雑誌「スバル」に連載されたものらしく、1890年発表の『舞姫』より読みやすい。 地名がたくさん出てくるので、小説に従って、無縁坂とか不忍池とか散歩した人も多いだろうと思う。

芥川龍之介

新潮文庫で、芥川龍之介の「羅生門」「鼻」「芋粥」「運」「袈裟と盛遠」「邪宗門」「好色」「俊寛」を、注解も見ながら、読んでいる。 今は「邪宗門」の途中。 「羅生門」「鼻」「芋粥」「運」「袈裟と盛遠」はどれも、話の最後や真ん中過ぎあたりで、感じ…

上を向いて歩く

たとえではなく、実際、 上を向いて歩くと気持ちいい。 首が伸びて、 背中が伸びて、 腰が自由になる感じで、 息もしやすい。 空は、 メタリックな青と潤いを帯びた雲。 帰りは、 月。

石原千秋の漱石入門

知人が貸してくれた文庫、『『こころ』で読みなおす漱石文学 大人になれなかった先生』を読んだ。 眼差しが怖い先生、物語を語る青年の物語、先生の妻が知っていたこと、明治民法と家督・趣味・真実の相続や漱石が想定した読者などについて言及があった。 現…

井伏鱒二

新潮文庫で、「山椒魚」「朽助のいる谷間」「岬の風景」「へんろう宿」「掛持ち」「シグレ島叙景」「言葉について」「寒山拾得」「夜ふけと梅の花」「女人来訪」「屋根の上のサワン」「大空の鷲」を読んだ。 「山椒魚」は、生き生きした自然の描写が好き。 …