2020-01-01から1年間の記事一覧

他者

他者は、自分と等しいもの。 基本的人権でいうなら、平等権、社会権、参政権、請求権? 他者は、自分と異なるもの。 基本的人権でいうなら、自由権?「他者とともによりよく生きる道を求めるのが、倫理の問い」と高校の倫理の教科書(p200)。また「私たちは…

歴史

ドラマの「JIN -仁- 」を見て、歴史は面白いものだと思った。 もちろん、ドラマと史実は違うのだろうが、当時の状況や心情、人の動きに思いめぐらすのは楽しい。 自宅にいることが多くなった今、社会の仕組みや自分のありようについても知っておきたくなった…

ぐずぐずしていたら

ずいぶん時間が経ってしまっていた。

偉業

ナボコフの『偉業』を読み終えた。 読書をしていても、他ごとを考えていることが多くで、何行か飛ばしているような読み方しかできないが、ひとまず読み終えた。 ベルリンのウンター・デン・リンデンUnter den Lindenなどの地名が出てくると、鴎外の『舞姫』…

雨。 休暇をとって自宅でのんびり。 ベランダの壁の上に落ちる雨が弾かれて飛び散るさまを見ている。 きれいだしおもしろい。 ぶつかって思わぬ方向へも飛び散る。 引っ越してから自宅でこんな風にのんびりするのは初めて。 おかげさまでありがたい。 私の力…

カメラ・オブスクーラ

貝澤哉訳・ナボコフの『カメラ・オブスクーラ』をやっと読み終えた。ナボコフがロシア語で書いた初期(1932-33)の作品のようだ。 盲目ぶり・間抜けぶりを笑い物にされたまま死んでしまった主人公のありようには身につまされるものがあった。 「見る・見られ…

言い方

「そんな言い方はない」。 しかし、どんな言い方であっても、言わんとしていることは同じだ。 いや違うのだろうか。 「あの人が言うなら」 同じことでも、言う人によって、聞ける時と聞けない時がある。 信頼関係がないと、何を言ってもダメだと言う。 しか…

敬語

フラットな時代、敬語は丁寧語でいいのではと思って生きてきた。 しかし、最近気をつけて聞いていると、世間では尊敬語の使用が圧倒的。 「おみおつけ」のような現象なのだろうか、とも考えた。 「おつけ」では丁寧さが足りないから丁寧さを加えるために「お…

アンドレアス・ショルの声

カウンターテナーのアンドレアス・ショルの声がとてもきれいだ。 www.youtube.com これはとても若い時のヘンデルのオンブラ・マイ・フ。 www.youtube.com これはThe Idan Raichel Projectというグループとのコラボレーション。 ドイツとイスラエルの国交50周…

絶望

貝澤哉さん訳のナボコフ『絶望』を読んでいる。 残りは10章と11章。 本当ではない話を次から次へと書けるのはすごいと感心する。 今回はロシア語からの翻訳らしい。 年末は、苔寺目的で、嵐山や松尾大社、鈴虫寺など京都の西へ寄った。 予備知識なしでふらっ…