2017-04-29から1日間の記事一覧

源氏物語

『土佐日記』を読み終えて、『源氏物語』を読み始める。 題名を知っているだけで、ほとんど読んだことがないのが、ずっと心残りで恥ずかしかった。 別に、何かがないと思って「恥ずかしい」と思う必要などないし、読んだからってどうということはないのだけ…

『土佐日記』2/11、山崎の橋・相応寺のほとりでのある人の歌 さざれなみ よするあやをば あをやぎの かげのいとして おるかとぞみる 技巧的なことは何であれ、そんなに好きではないのだけれど、 川に映った柳と川に立つさざ波を、経糸(たていと)と緯糸(ぬ…

『土佐日記』に限らず、古典を読んでいると、鳥や植物、自然や生き死にがもっと近くにあるような気がする。 大人になっても自然をよく知らない自分を恥ずかしく思ったり、残念に思う。 鳥の声を、アプリ「鳥ナビ 初夏」で聴いてみる。普段使わない頭の部分が…

土佐日記

『更級日記』の数段を読み終えて、『土佐日記』を読み始める。 活字ではなく、写本を書写しながら読めたらいいなと思う。 定家本 国立国会図書館デジタルコレクション - 定家本土佐日記 : 尊経閣叢刊. [本編] 為家本 土左日記 文化遺産オンライン

風香調(ふこうじょう)

『更級日記』の62段に出てくる、春の夜に琵琶で奏でる風香調を調べたら、こんなウェブページが出てきた。 平家物語の音楽その2─平安・鎌倉時代の雅楽はこんな曲!? ─|伝音アーカイブズ|日本伝統音楽研究センター その中の曲が、春の歌ではないようなのだ…