衣食住

何を着て、何を食べ、どこに住むのか、って案外大事。

とても大事。

考え方にも大きな影響がある。

 

今日は、グレープフルーツをむいて食べた。

忙しいと、そんなことも億劫になる。

豊かな気持ちで毎日を過ごせるように心がけたい。

 

何もしなかったと後悔し、

しなくてもいいことをして時間を無駄にしたと後悔する。

気を揉まず、ゆっくり休もう。

ゆっくり、のびのび眠ろう。

教育における科学的根拠

ある方法を繰り返し用いて、効果があるか、ないか調べる。

 

学校へ来ることが、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。

有意義とは、楽しいかどうか、役に立つかどうか、ということか。

役に立つとは、将来の収入や成功につながるということか。

有意義の選定は、社会が変われば変わる。

 

授業を聞くことが、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。

どんな授業が、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。

 

調査の結果は、誰の視点で調べたのかにもよる。

児童生徒自身か、親か、国家か、社会か。

因果関係を明確にするためには、要素を絞る必要も出てくる。

 

いろいろと大変そうだが、

教育プログラムや教育的指導の科学的根拠は、

ないよりあった方がいい。

ある教育的措置が生死に関わる場合もある。

 

教育は、もっと知的で未来に働きかけるようなものであってほしい。

現在の教育現場の仮説を検証する動きが、もっと表面化してもいいと思う。

ロシア:モスクワの歴史的遺産保護

アルフナゾールは、モスクワの改築プログラムから320の建造物を除くよう要請

www.vedomosti.ru

 

アルフナゾールは、モスクワの歴史的記念物や景観の保護活動を行う非営利組織。

彼らのモットーは、「好きなもの守る勇気を持つ幸せ」。

 

彼らのサイトにある2017/5/17の記事「今もそれはある」

Архнадзор » Архив » Теперь она есть

記事執筆は、アレクサンドル・マジャエフ。

記事の建物は、1933年頃に建てられた飛行機工場の労働者向け住居。

当時のファサードや絵が、ペンキに隠れたりしながら残っているらしい。

いろいろな活動があるのだと改めて知る。

うつほ物語

琴の名手が登場する。舞も見てみたい。

清原俊蔭が持ち帰った様々な琴の音も聞いてみたいし、彼の娘や孫にあたる仲忠のうつほ(ほら穴)での練習三昧の暮らしにも憧れる。

 

風や雨の音、鳥の囀りや移動、蝶の舞う姿に惹かれる。

渡り鳥のように休まずみんなでヒマラヤを越えていけって言われたら泣いてしまうだろうけれど、空を飛べるっていいなぁって思う。

紫式部日記

紫式部日記の一部いくつかを読んだ。

中高校生の頃、文学史で、いろいろな作品や作者名を覚えたが、覚えただけで読んでいないのが、虚しかった。

読むと、こんな内容だったか、とわかることもある。

紫式部日記』も読めてよかった。

次は、『うつほ物語』を読むことにする。

 

カラーや白黒で添えられている絵も、よく見ると楽しい。

和泉式部日記16

和泉式部の歌に、敦道親王返歌5首。

初句が同じでも違うから、いろいろな人が読むのを聞くのは楽しい。

けれど、会えずに歌のやりとりばかりでも、辛かろうと思う。

 

秋のうちは朽ちはてぬべし ことわりの時雨にたれか袖はからまし

ー 秋のうちは朽ちけるものを 人もさはわが袖とのみ思ひけるかな

 

消えぬべき露のわが身は物のみぞ あゆふ草葉に悲しかりける

ー 消えぬべき露の命と思はずは 久しき菊にかかりやはせぬ

 

まどろまであはれいく夜になりぬらん ただ雁が音(ね)を聞くわざにして

ー まどろまで雲井の雁の音を聞くは 心づからのわざにぞありける

 

われならぬ人もさぞ見ん 長月の有明の月にしかじあはれは

ー われならぬ人も有明の空をのみ同じ心にながめけるかな

 

よそにても同じ心に有明の月をみるとやたれに問はまし

ー よそにても君ばかりこそ月見めと思ひて行きし今朝ぞくやしき