教育における科学的根拠
ある方法を繰り返し用いて、効果があるか、ないか調べる。
学校へ来ることが、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。
有意義とは、楽しいかどうか、役に立つかどうか、ということか。
役に立つとは、将来の収入や成功につながるということか。
有意義の選定は、社会が変われば変わる。
授業を聞くことが、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。
どんな授業が、児童生徒にとって、有意義かどうか調べる。
調査の結果は、誰の視点で調べたのかにもよる。
児童生徒自身か、親か、国家か、社会か。
因果関係を明確にするためには、要素を絞る必要も出てくる。
いろいろと大変そうだが、
教育プログラムや教育的指導の科学的根拠は、
ないよりあった方がいい。
ある教育的措置が生死に関わる場合もある。
教育は、もっと知的で未来に働きかけるようなものであってほしい。
現在の教育現場の仮説を検証する動きが、もっと表面化してもいいと思う。
ロシア:モスクワの歴史的遺産保護
アルフナゾールは、モスクワの改築プログラムから320の建造物を除くよう要請
アルフナゾールは、モスクワの歴史的記念物や景観の保護活動を行う非営利組織。
彼らのモットーは、「好きなもの守る勇気を持つ幸せ」。
彼らのサイトにある2017/5/17の記事「今もそれはある」
Архнадзор » Архив » Теперь она есть
記事執筆は、アレクサンドル・マジャエフ。
記事の建物は、1933年頃に建てられた飛行機工場の労働者向け住居。
当時のファサードや絵が、ペンキに隠れたりしながら残っているらしい。
いろいろな活動があるのだと改めて知る。
和泉式部日記16
初句が同じでも違うから、いろいろな人が読むのを聞くのは楽しい。
けれど、会えずに歌のやりとりばかりでも、辛かろうと思う。
秋のうちは朽ちはてぬべし ことわりの時雨にたれか袖はからまし
ー 秋のうちは朽ちけるものを 人もさはわが袖とのみ思ひけるかな
消えぬべき露のわが身は物のみぞ あゆふ草葉に悲しかりける
ー 消えぬべき露の命と思はずは 久しき菊にかかりやはせぬ
まどろまであはれいく夜になりぬらん ただ雁が音(ね)を聞くわざにして
ー まどろまで雲井の雁の音を聞くは 心づからのわざにぞありける
われならぬ人もさぞ見ん 長月の有明の月にしかじあはれは
ー われならぬ人も有明の空をのみ同じ心にながめけるかな
よそにても同じ心に有明の月をみるとやたれに問はまし
ー よそにても君ばかりこそ月見めと思ひて行きし今朝ぞくやしき