川柳
山川出版社の高校生用教科書「詳説 日本史B 改訂版」(2006年文科省検定済み、2009年3月5日発行)を読んでいる。
テレビドラマ「JIN -仁-」に影響されて、手元にあった歴史の教科書を読み始めたわけだが、江戸の人たちはほんとに勢いがいいなぁと感じてしまう。
文字資料もたくさんあるのだろうから、人々の様子も、江戸以前よりもよりわかりやすいのだろうけれど。
ふと、江戸の人が今の世の中を見たら、どんなことを思うだろうと思った。
教科書p216に紹介されていた川柳をメモ(『俳風柳多留』)しておく。
機会があれば、もっと読んでみたい。
侍が来ては買ってく高楊枝
役人の子はにぎにぎを能く覚え
芭蕉翁ぽちゃんと云ふと立ちどまり
五右衛門はなまにえの時一首よみ
かみなりをまねて腹掛やっとさせ
歴史を読んでいると、徴税と治安の政策はいつも要。
時の政権は、政権維持のために政策を行うのであって、世のため人のためではない気がする。
旅
今日は、昨日の続きで、
啓林館の「高等学校 地学Ⅱ 改訂版」(H22年度版)をぱらぱらと読む。
旅をして、いろいろな地形を楽しんでみたいと思う。
臆病なので、池や洞窟なんかは一人で行けないし、
車の運転も得意ではないので、人知れないところや急で狭い山道も行ったことがない。
富士山もいつ噴火するかわからないから恐くて登れない。
電車で行けるようなところへしか、行ったことがないので情けない。
水や海が怖いので、まわりが全部水だと途方もなくなってしまうが、島の自然や暮らしにも興味はある。
COVID-19が落ち着いたら、どこかへ行きたい。
地理
帝国書院の「高等学校 新地理A 初訂版」(H23発行)をざっと読んでみた。
世界の人口は、2019年現在、約77億人。
実に多くの人がいて、様々な暮らしがあると知る。
自分の考えの狭いことが改めてわかるし、人や社会のためにあまり尽くしてこなかったなぁとも思うし、経済的な発想に欠けているなぁとも感じた。
この教科書は平成23(2011)年1月発行なので、配布・使用はおそらく翌年度から。
p71に「再来が予想されている宮城県沖地震が発生した場合に予測される浸水地域が示されている」宮城県南三陸町の津波避難地図が載っていた。
予測・対策・意識があったにもかかわらず悲しい思いをされた方が多く出たことに衝撃を受けた。
教科書に掲載されている様々な統計を集約した地図を見ていると、空白になっていことが多い西サハラが気になった。
どんなところへも行く人がいる。すごいなと感心する。ちょっと羨ましい。