古語なぞなぞ

 石田穣二訳注の『新版 枕草子 下巻 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫平成26年36版)をやっと読み終えた。

 途中、「なぞなぞ」の語が出ていて、ああ、今使う「なぞなぞ」は「何ぞ何ぞ」の古語から来ていたのか、などと気づくこともあった。

 『枕草子』は冒頭と香炉峰の雪のエピソードぐらいしか知らなかったが、ざっとでも読み終えたことで、当時10-20代の定子や一条天皇ほかいろいろな生活の一端が垣間見れたのはよかった。

 それにしても、これら貴族の生活を支えた技術や下々の人たちの生活はどんなだったのだろうと思う。

 

 この後は、『万葉集』か『神曲』を読もうと思う。