68の短編が収録されている『ナボコフ全短篇』(2011.09.10初版第2刷発行、株式会社作品社)を、残りあと1編「ヴェイン姉妹」まで読み進めた。
読み始めてからここまで1か月程。長かった。
初期の頃、ロシア語で書いていた頃は、描写が綺麗だったり、独特だったり、細かかったりするものがあって、再度読み直す時のために、ロシア語デジタル版の方にマーカーをつけたりしながら読んでいた。
見せ物になっていた小人や双生児が主人公になっている短編は、今の時代と違っていて、若干困惑のような感じも味わいながら読んだ。
やはり原文で音読もしながら再読してみたいと思う。