夏の夜の夢

福田恆存訳のシェイクスピア「夏の夜の夢」を読んだ。

以前、読んだり、確かロシアから来た劇団かバレエ団の舞台も見た気がするが、内容を随分忘れていて、こんな話だったかと驚く。

私は、いつもこんな感じで、読んでも学んでも、何だか忘れてしまう。

妖精の存在は楽しい。

久しぶりの読書。次は多分いつか「あらし」。

眠いので寝てしまいそう。

 

最近は、やらなければいけないことと、やらなければいけないが気が進まない・でもやらないといけない悶々とした気分の中で、もがいている。

今日は、そこから少し離れてみた。

何をするでもなく、何を成し遂げるでもなく、ただ生きている。

起きて、ご飯食べて、寝て。

人間社会に属してはいるけれど、生き物であることをひしひしと感じる。

季節は秋から冬。

時刻は朝から夜へ。

頭だけが、移ろわない感じ。

生き物としての人生を黙々と全うしたい気もする。

深呼吸。

こころ

夏目漱石の『こころ』を上・中・下の中まで読んだ。

人間は未熟で軽薄な生き物だと言ってしまうことすら未熟で軽薄だと感じる。

中での、父と先生の重ね方や遅延から生まれる緊迫感から、漱石はうまいのだと改めて感じた。

ソルフェージュ

楽器を弾いたり、

歌を歌ったりするのに、

楽譜が素早く読めたり、

音と音名が繋がっていたりするのは、

すごく都合がいいと思う。

私は、それができない。

そのため練習中。

 

少しずつ、音に音名がくっついてきている感じ。

リズムはまだあやふや。

読譜のスピードは極めて遅い。

両手のピアノは大変。

手も硬い。

両手ピアノで和音を弾くと、

きれいで、意外で、ドキドキする。

当たり前だけれど、まだまだ素人。

バイオリンは、

前より続けて弾けるようになってきた。

楽譜は、ラとソ、シとレを言い間違えたりする。

残念すぎて胸が苦しい。

夜明け前

藤村の『夜明け前』のダイジェス版を読み始めた。

なんでも読んでみるもの、経験してみるもので、

思っていたより読み応えがあって、自分の浅はかさが恥ずかしい。

当時は、こんな社会だったんだということが知れて、

街道の行き来から、多くのことがわかる。

現在は5分の1程読んだ所。

婦系図

泉鏡花を読んだのは初めてだったと思う。

小説は、描写に意外性があると面白く思える。

物・事、名詞をどう形容するのか、世界をどう見ているのかは、

人によって違っていて、

その世界が言葉で立ち現れてくると楽しい。

イヴァン・ヴィソーナフ

ロシア語表記は、Иван Бессонов、

英語表記は、Ivan Bessonov。

今年、ユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズで優勝した16歳のピアニスト。

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歌いながら弾いているようなところがすごいと思う。

サンクト・ペテルブルク生まれで、今はモスクワで音楽を勉強しているらしい。


3人兄弟の長男らしく、弟二人はヴァイオリンを弾く。

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3人ともおそらく2年前より上手くなっている。

上から、14歳、11歳、そして9歳。

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この時は、9歳、7歳、5歳。

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