ぼくは勉強ができない

山田詠美の同書を、仕事の必要で、手に取った。

1冊は図書館で、新潮社の単行本。

もう1冊は、文藝春秋のデジタル文庫。

今日読み終えたい。

携帯端末で小説を読み通すのは、ほぼ初めて。

意外と苦にならない。

しかし、全てが画面越しになっていくのには、やや躊躇あり。

音程感覚

ソルフェージュを学び始めた。

全くの素人で、手探りしながらの独習。

音程やリズムだけではなく、強弱やスラーやスタッカート、ブレスなどを「表現」しながら、入りに失敗せず、止まらず、やり直さず、一定の速度で、レガートで、歌わないといけないらしい。

音程感覚が未発達、とのアドバイスもいただいた。

 

大人になってから、バイオリンを始めた。

始めた頃は楽しかったが、最近は仕事もあって練習がなかなかできず、できても苦痛で、上達もしないため、根本的なところからと思って、ソルフェージュにも挑戦してみたが、思いの外、音程感覚が悪いらしい。

今日は練習しながら、ふと思った。

チューナーを見ないで、ピアノの伴奏とともに練習したりする方がいいのだろう、と。そうすれば、和音も意識できそうだ、と。

 

上達するためには、たくさんの情報をつなぎ合わせて処理しないといけないのだ、と改めて感じた。

譜読み大王

洗足オンラインスクール・オブ・ミュージックソルフェージュにある、

譜読みの訓練~洗足オンラインスクールの譜読み大王をやってみた。

ト音記号の高音部を選んで、3回合格をもらうまでに何度もやり直した。

ソルフェージュできなくて、譜読みも極めて遅く、初見視唱もだめ。

ヴァイオリンを弾いても、自分で音を検証できなければ、上手くなれるはずもないと思うので、私にはとても辛い課題だけれど、少しずつ頑張ろうと思う。

 

夏の夜の夢

福田恆存訳のシェイクスピア「夏の夜の夢」を読んだ。

以前、読んだり、確かロシアから来た劇団かバレエ団の舞台も見た気がするが、内容を随分忘れていて、こんな話だったかと驚く。

私は、いつもこんな感じで、読んでも学んでも、何だか忘れてしまう。

妖精の存在は楽しい。

久しぶりの読書。次は多分いつか「あらし」。

眠いので寝てしまいそう。

 

最近は、やらなければいけないことと、やらなければいけないが気が進まない・でもやらないといけない悶々とした気分の中で、もがいている。

今日は、そこから少し離れてみた。

何をするでもなく、何を成し遂げるでもなく、ただ生きている。

起きて、ご飯食べて、寝て。

人間社会に属してはいるけれど、生き物であることをひしひしと感じる。

季節は秋から冬。

時刻は朝から夜へ。

頭だけが、移ろわない感じ。

生き物としての人生を黙々と全うしたい気もする。

深呼吸。

こころ

夏目漱石の『こころ』を上・中・下の中まで読んだ。

人間は未熟で軽薄な生き物だと言ってしまうことすら未熟で軽薄だと感じる。

中での、父と先生の重ね方や遅延から生まれる緊迫感から、漱石はうまいのだと改めて感じた。