ナボコフ関連の本3冊

ナボコフ関連の本を3冊、図書館で借りた。

 

・沼野光義『徹夜の塊Ⅰ 亡命文学論 増補改訂版』(2016.07.15初版第1刷発行、株式会社作品社)

・『ナボコフの塊 ー エッセイ集 1921-1975』(編訳者:秋草俊一郎、2016.07.15初版第1刷発行、株式会社作品社)

・『ナボコフ全短篇』(2011.09.10初版第2刷発行、株式会社作品社)

 

装丁がなんとなく似てるな、とは思っていたが、全部作品社のものだとは今気づいた。

 

上2冊をなんとか読み終えた。

ずいぶん以前に文学やロシア文学ナボコフに興味を持っただけで、しばらくそういった類のものから遠ざかっていたので、『亡命文学論』や『ナボコフの塊』は少し懐かしい感じがした。

思い出や連想につながる言葉とそうでない言葉、思考の枠・不自由さと自由さを併せ持つ言葉のようなものについて、昔は考えていたなぁ〜、なんてことを思い出した。

ワルシャワ条約機構は1955年設立・1991年解散らしいけれど、現在30?か国加盟の北大西洋条約機構NATOは1949年設立で今も活動中。「欧州連合EU」って、「ヨーロッパ」って、「ロシア」って「アメリカ」って.....いろいろ何?、みたいなことも、ロシアのウクライナ進行や、広島原爆や何やらで少し考えた。

「民主主義」の国や地域も減っているらしいし。

 

ナボコフプルーストジョイスを原文で読みたいという夢も未だ叶えられていない。

今からでは無理だろうか、今からでも頑張れるだろうか、は自分次第。

昨日の22Ulyssesは、聞きながら眠ってしまった。

図書館の返却日までには、日本語訳の『ナボコフ全短篇』を読み切ってしまいたい。

青白い炎

ナボコフの『青白い炎』(富士川義之訳、ちくま文庫、20031110第1刷)を読んだ。

「前書き」を読み、「青白い炎」を読み、「註釈」を読み、「索引」を読んだ。

途中、「訳者あとがき」も読んだ。

 

前にも読んだことがあるはずだが、何も覚えていない。

そして読んだ後も、断片がかすかにあるだけで、全体像がつかめていない。

困ったことに、読んでると、雑念が次から次へ湧いてきて、読んだ先から読んだことを忘れてしまう。情けない。

 

殺人や、狂気や、自殺、死、蝶、詩、同性愛、王、ロシア、アメリカ、ドイツ、イギリス、パリ、森や山や光やその他自然、車や鉄道や電話電報、なんかが出てくる。

ミステリーっぽい感じ。

 

シェイドによって書かれた英雄対韻句の詩『青白い炎』は、

カード13枚+27枚+27枚+13枚=100枚、行数166行+334行+334行+165行=999行、

と、割ときれいな数字になっている。

 

ダンテの『神曲』が100歌(34歌+33歌+33歌)になっていることをふと思い出す。

 

また近いうちに読み直したい。

 

ロシア語の幼児向け番組 ツィプツィプTV 1知り合う

0〜3才向けのロシア語子供番組を見つけた。

まだ最初の歌が聞き取れなかったりするけれど、

ひよこのツィーパが、なかなかかわいいので、

少しずつわかるところだけ訳して紹介していこうと思う。

 

ナレーションの子ども風の声が、ツィーパに話しかけてるような感じで話が進む。

www.youtube.com

 

0:37 第1話 知り合う

これは卵だよ。

えっ、どうしたの。

えっ、あっ、わぁ。

生きてるよ。

うわぁ。

こんにちは、坊や。

怖がらないで。目を開けて。

あぁ、あんよが1つ。

またあんよが1つ。足が2つ。

立ってみて、坊や。

1歩。そしてもう1歩。

すごい。

わぁ、これは誰? 見て。

これは、ちょうちょだよ。

すごくきれい。

さあ、さあ、ほら。

わっ、あっ、どこ?

跳んで。高く。もっと高く。

疲れちゃった。

あれ、ちょうちょ。飛んで来たよ。

 

またね。ツィーパ。

またね。ちょうちょさん。

 

卵。

ひよこ。

ちょうちょ。

 

 

ピアノの練習片手ずつ

ピアノ初心者なりにいくら練習しても、

速く間違いなく弾けるようにならないので、

片手ずつ練習することにした。

 

ハノンは1-30あたりを、少しずつ、♩=60, 69, 80, 時々92で練習。

片手ずつだと時間がかかるけれど、

粗が目立って、練習課題を自覚しやすい。

目標の108まではまだ遠い。

 

ハノンのスケールは、♩=60で片手ずつと両手を少しずつ。

 

いつか、ソナチネ1のクレメンティ36の1-6を指定の速さで弾けるようになりたい。


https://m.youtube.com/watch?v=HbG5M5DcBMM

 

 

 

 

バイオリンの練習ボーイング

左手指の動きは、まだまだだけど、少しずつましになってきた。

 

けれどボーイング、右手の動きが残念すぎて、

体の重心も左に寄っているような気がする。

バランスが悪い。

 

カイザーの4やシュラディックで、弓片道につき音符4つを弾きながら、右手の小指薬指中指をつけたり離したりして、バランスの練習をしている。

 

でもG線やE線の時は特に駒に寄り気味だし、

分散和音弾くと移弦ができていないし、

Beriot violin duo1を弾くと音に伸びがない。

 

しばらくは、

シュラディック1-25やカイザー4でのボーイング練習も続けながら、

スケールや分散和音を1と3のポジションで弾きながらのボーイング練習にも、もう少し時間を割いてみようと思う。

 

体をほぐしながら、やっている。

 

 

バイオリンの練習シュラディック

シュラディック1-25を4つの弦で練習しても、カイザーの4がちっとも弾けるようにならない。

 

シュラディック1-25は、下記のように、指の位置を変えず、以前は、同じ弦で1-25を弾いて、次は別の弦で……といった練習をしていた。

 

A線:A, B, C#, D, E

D線:D, E, F#, G, A

G線:G, A, B, C, D

E線:E, F#, G#, A, B

 

けれど、弦によって微妙に指や手や肘の位置を変えることがスムーズにできていないので、

最近は、A線で1を弾いて順にD線→G線→E線でも1を練習して、次は同様に2を弾くような練習方法に変えた。

 

けれど、カイザーの4を弾くと、A線のドとミすらうまく弾けない。

なぜなのか。

カイザーの4はハ長調でC、シュラディックのA線のドはC#

こんなことに今更気がついた。

 

なので最近は、シュラディックをハ長調で、4弦をこまめに巡回しながら練習している。

ボーイングもやっと少し気にし始めた。

 

なのでやっと最近、シュラディックで、指と手と肘と弓と肩、肩甲骨、手首などを意識しながら練習中。

 

身体が楽な状態でよい音が出せるのを目指していきたい。

 

 

バイオリン左手親指の緊張

いつまでたっても指が自由に動かず、

シュラディックの1-25をやっても、強張りや緊張はとれず、

どうして……と思っていたが、

 

弦の位置や角度に合わせて、指の動く方向や手のひらの位置や形を調整するとともに、

肘も、ほんのちょっとだけれど、移動させると、

指はこわばらず動かせるようになり、

親指が反り返ったりするような緊張もなくなった。

 

と同時に、左手に力が入ってネックを持ち上げ気味になるのもなくせるようになり、

そのおかげで、反り返った親指からネックが滑り落ちてくることもなくせるようになった。

 

まだこんな感じを味わえたのは今日だけなので、続けて練習して滑らかな動きを目指したい。

 

今回参考にしたのは、

https://neruneblog.com/this-violin-stance-is-dangerous-ng-position-of-left-thumb-4-actual-cases/?amp=1

 

https://m.youtube.com/watch?v=bDCR6HFr9y4

https://m.youtube.com/watch?v=mdPwTPCYHuc