集英社文庫ヘリテージシリーズの寿岳文章氏訳・ダンテ『神曲 地獄篇』(2003年1版、2013年15版)をやっと読み終えた。
イタリアの歴史も、ギリシャ神話も、ダンテもブレイクも聖書も何も知らずに読み始めただけに、思いのほか時間がかかった。
みんないろいろなことを考えるのね、っているのが感想。
結局、どれを読んでもそんな感想になる。
あんまり悪いことをすると、こんなところへ行っちゃうのかな、なんて思いながら少し居ずまいを正してみようとするが、まるで自分がいい人みたいな発想や振る舞いに恥ずかしくなる。
続いて『煉獄篇』を読む。